本田道子バレエスクールについて

本田道子バレエスクールでは、創立からこれまで51年間で3,000人以上の生徒に指導をさせていただきました。生徒のお母さんの多くは、お子さんの将来のことを真剣に考えて習い事を探しておられました。たとえば、本格的なバレエを習わせたいとお考えのお母さんや、いくつかのバレエ教室を比較してどこに通わせようか考えていたお母さん、水泳やダンス、ピアノ教室とも比較してお子さんに合った習い事を探されていたお母さんなどなどです。

きっとあなたも同じような考えをお持ちなのだと思います。ですので、まずは当スクールが普段のお子さんへの指導や発表会の運営面などで大事にしていることをお伝えしたいと思います。

幼児期のお子さんへの指導で大切にしていること

幼児期のお子さんへの指導では、お子さんそれぞれの身体の特徴や成長によって指導内容を変える必要があると考えています。

ですので、私たちはお子さんの身体を慎重に見ながらその兆候を見逃さないように、手や足に触れて、お子さん一人一人の違いを意識した丁寧な指導を心掛けています。こうしたレッスンを続けていると、幼児期の生徒さんでも真剣にレッスンを受けてくれますし、バレエが上達する喜びだけでなく、身体を動かすことの楽しさや、がんばることの大切さ、できないことができたときの達成感などを感じてもらえる指導を目指しています。

生徒の多くは数ヶ月も経てばだんだんと真剣にバレエに取り組んでくれるようになることもあって、初めて見学に来られて私たちの指導の様子や教室の雰囲気を見学された保護者の中には「ウチの子が入るとレッスンの邪魔になりませんか?」と心配されるお母さんがいらっしゃいますが、「この生徒たちも1、2ヶ月前に入ったばかりで、最初は走り回ったりしてたんですよ」と説明すると、とても驚かれます。

子供たちは実は静かにしなければいけない雰囲気には敏感です。そして、私たちはお子さんが自然にそう思えるような指導を心がけていますので、お母様方から安心してお任せいただいています。

もちろん、ただ単に厳しくするわけでも、お子さんを楽しませてご機嫌をとるような指導でもありません。礼儀指導やマナー教室のような行き過ぎた指導でもありません。逆に、そういった指導を求められている方には合わないかもしれません。

「楽しい」の中身が大事

確かに何かをするときに「楽しい」ことは大切です・・・というより楽しくなければ誰も長続きしないですよね。ですので、指導を通じて「楽しい」と感じてもらえるように心がけていますが、それ以上に「楽しい」ことの“中身”も重要な要素だと考えています。

小さな課題を乗り越える“成功体験”=楽しい=楽しいことは好き=好きなことは練習する=練習すると上達する=上達する成功体験=楽しい・・・

この好循環が無理のない上達とお子さんの内面的な成長につながっていくと考えています。

日本人のお子さんの身体に合ったバレエ指導

クラシックバレエはもともとヨーロッパで生まれたものであり、欧米人の身体に合わせて作られ進化してきた技法です。つまり、もともと外見的に頭が小さく手足が長い人や、ヨーロッパの人に多い「外向き」の身体を持ったバレエに向いている人が、よりしなやかに女性らしく美しく見せるために作られています。

しかし、日本人には「外向き」の身体を持つ人はほとんどいません。つまり、バレエ向きの身体を持った人はほとんどいないのです。ですので、いわゆるヨーロッパ式のクラシックバレエを習っても日本人の身体には合わず、残念ながら、一般的にイメージされる「姿勢が良くなる」「足が細くなる」「しなやかな女性らしい身体になる」「身体がより美しく見える」といった身体には成長できません。

日本のお子さんがバレエを習うことで「姿勢が良くなる」「足が細くなる」「しなやかな女性らしい身体になる」「身体がより美しく見える」といった日本の女性らしいスタイルに自然と成長していくには、日本人のためのバレエ技法を習う必要があります。

そこで、本田道子バレエスクールでは、無理なく「外向き」を意識させながら、小さな“成功体験”を重ねて上達させていく、日本でも数少ない日本人のお子さんのための実践型のバレエ指導法である当スクール独自の“本田メソッド”に基づいて指導をさせていただいています。

「どんな生徒さんも同じように指導して、上達させていくのが仕事」「生徒さんがいつまで続くか分からないからこそ、正しい基本をしっかり教えなければダメ」と、私たちは本田道子学園長から教わってきました。

また「教えやすい生徒」「バレエに向いている生徒」だけを見ないで、誰がいつ「目覚め」てもそこからさらに上達できるような指導を心掛けて実践しています。

お母さんに余計な負担のない運営面の3つのポイント!

・ポイント1
当スクールでは決まったレオタードを指定していますので、オープンクラス(大人の趣味のクラス)を除いてそういった自由はありません。

レオタードを指定するのはヨーロッパのバレエ学校と同じで、レオタードの色や形が揃ったレッスンはそれだけでとても綺麗だからです。それに加えて、色や形もバラバラなレオタードが混在する状態より、はるかに清潔感にあふれ、お子さんの潜在意識にいい影響を与えることで、上達にプラスになると考えています。

・ポイント2
バレリーナが憧れるトゥシューズを初めて履く時期が、年齢や年数(早い遅いは教室によってかなり違います)で決めていて、時期が来ると自動的に履かせてもらえるところがあるようですが、当スクールはそうはしていません。

トゥシューズを履く時期は生徒それぞれの足や身体の状態で違うため、ただ単に履かせればいいわけではないからです。成長期のお子さんの脚にできるだけ負担をかけないように、そして綺麗に立てる状態かどうかを慎重に見極め、万全を期して履かせることが大切だと考えています。

・ポイント3
当スクールには一般的なバレエ教室のように保護者による「後援会」を設けていないため、PTA役員のように率先して教室内で「何かしたい」とお考えの方には物足りないかも知れません。

バレエ教室の多くが発表会などの舞台行事の際に、バレエ教室のスタッフでもないお母様方がお手伝いで忙しくてせっかくのお子さんの晴れ姿を、後からビデオでしか見られないといったことが起きています。しかし、当スクールでは、ご家族そろって客席から応援していただく機会を「お手伝い」で奪うことはしたくありません。

ですので、当スクールではいろいろな運営のお手伝い(特に発表会での受付や物販、場内外整理など)をすべて専門スタッフが行い、お母様方に余計な仕事をお願いすることはありません。

当スクールの注意事項

当スクールでは保護者に余計な負担をかけないような運営を行っています。もちろん、スクールの運営には保護者のご協力は欠かせませんが、それは貴重なお時間や労力の提供ではなく、メンタル的な意味でのご理解やご支援が主となるべきと考えているからです。

決して後援会そのものが悪いわけではありませんが、当スクールではそうした別組織を作らなくても、スクール直通の相談ホットラインやメール窓口などを設けるなどで、生徒/保護者間の良好なコミュニケーションを維持しています。ぜひお気軽に見学や体験にお越しいただき、その違いをご自身の目で確かめてみてください。

見学をご希望の方は、事務局までお電話いただくか、
メールフォームからご相談ください!

PS.
今までにバレエ経験があっても大丈夫です。「いい教室が見つかって良かった」とたくさんの方に喜んでいただいています。お気軽にご相談ください。

PPS.
見学に来られた後、無理に入学を勧めることは一切ありませんのでご安心ください。

学園長のメッセージ

『いつまで続くか分からない』からこそ、クラシックバレエでは“最初”がとても肝心なのです。
本田道子バレエスクール
学園長 本田道子

私がバレエ教室を開校したのは1966年のことでした。
開校当初から、欧米と同レベルの正しいバレエを指導することに専念していましたが、指導すればするほどある問題に直面しました。
それは、こちらがどれだけ熱心に指導しようとも、生徒が家の都合や学校の勉強のために辞めていくという現実でした。

海外のバレエ学校は日本の小中学校のような形が主なので、入学後は6年、9年の決まった時間が約束されています。
そのため指導も余裕をもって計画的に行えます。
ところが、日本ではバレエ指導はあくまでも習い事のひとつであるため、何年という決まった時間はありません。
誰がいつまで続くか分からない状況の中で、正しいバレエを分けへだてなく指導し続けるのは、指導する側に強い責任感と精神力、そして何よりも教える努力の9割を捨てる覚悟が必要なことを身を持って体験してきました。

バレエ教室を開いて何年かすると、教師なら必ずこの大きな現実にぶつかります。
一生懸命に指導しても無意味だと考え、いつ生徒に辞められても自分が傷つかないように、力を抜いた指導に切り替える教室もあるほどです。

古い話になりますが、教室を始めて何年か経った時のことでした。知人の先生が、私が必死になって指導している姿を見て「なんでそんなに必死に教えてるの?生徒はどうせすぐに辞めるから、手を抜いて教えても誰も分からない。必死に教えるだけ損!」と・・・
当時は確かに10年続く生徒が1人いるかどうかでしたので、10年、20年先を見越した手間のかかる丁寧な指導を全員にしても、ほとんどがムダになるのは明らかでした。まさに積み木崩しの連続です。

昨日までとても熱心に頑張っていた生徒が、何の前触れもなくある日突然辞めてしまう、その喪失感は熱心に指導すればするほど大きくなるので、人間なら心が折れても無理はないかも知れません。
しかし私には、いま指導している生徒の中で誰か1人でも10年以上続くかも知れないと思うと、その誰かをいつか裏切るような指導をする気には到底なれないのです。

バレエには決まった技法や理論があります。欧米式のバレエ指導法は先述のとおり日本では使えません。そのため私は日本人に向いた指導法を試行錯誤しながら研究を続けました。結果的に生徒達を見ていて気付いたことは、人は楽しいことが好きで、好きなことしか頑張れないし続かないということ。つまりバレエをいかに楽しく感じ、どれだけ好きになれるかなのです。
だからといって幼児に簡単なことばかりさせても無意味で、単純な楽しさはすぐに飽きてしまいます。
日頃から小さな課題を与え、それを克服して次のステップへ進む小さな「成功体験」の積み重ねが、結果として充実した楽しさになり自然にバレエを好きになって上達していく、これが私の指導法であり理念なのです。

保護者の中には指導内容をあまり重視されない方もおられるようですが、ただ一つだけ言えることは、初めに正しく習っておかなければ、バレエ以外の踊りに進むにしても、将来の発展性を自ら狭めてしまうということ。

『いつまで続くか分からない』からこそ、クラシックバレエでは“最初”がとても肝心なのです。

あなたと一緒にバレエができることを、心から楽しみにしています。

本田道子(ほんだみちこ) 略歴

1947年
母方の従姉妹にあたる近藤玲子(当時宝塚音楽学校講師)に師事しクラシックバレエを始める。
福田一夫氏作曲の創作バレエで初舞台を踏む。その後、近藤玲子バレエ団(当時)に入団。
多数の公演に出演するほか、長門美保歌劇団の長期公演にて客演。NHKテレビ番組などにも出演し、関西や東京にて舞踊手として活躍する。

1965年
本田道子バレエ研究所(当時)設立。

1975年
旧ソ連モスクワ・バレエ・アカデミーへ研修留学。

1978、79年
同バレエ・アカデミーの二一ナ・チストヴァ氏を講師として大阪に招聘。
本格クラシックバレエの普及に努める。

1993年
堺市(大阪府)のバレエ芸術振興を目的として、有志6団体と共に堺バレエ協会を設立し会長に就任。以降、協会主催の「堺バレエフェスティバル」を毎年開催し、多くの観客動員を誇る催しとして定着させる。その長年の功績により、2008年 堺市より「堺市功績者」として表彰を受ける。

1997年
卒業生など限られたメンバーにのみ参加が許される、ロシア国立ワガノワ・ロシアバレエアカデミー主催・ワガノワメソッド国際セミナーに特別参加。

2013年
10年間の活動実績をもつ本田道子バレエ団を改組し、一般財団法人格を取得。
一般財団法人本田道子バレエ団/初代団長兼芸術監督に就任し、本格バレエ団公演を通じて若いダンサーの育成に精力的に取り組む。

2014年
一財)本田道子バレエ団結成記念公演「白鳥の湖」(フェスティバルホール)の芸術監督を務める。

2015年
会長を務める堺バレエ協会が、堺市より20年に及ぶ活動を認められ「堺市特別功績団体」として表彰を受ける。

Osaka Prix(大阪)、こうべ全国洋舞コンクール(兵庫)、コンペティション21(愛知)など、多くのバレエコンクールにおいて審査員をつとめる。
公益社団法人・日本バレエ協会関西支部主催「バレエ芸術劇場」において、長年に渡りプロデューサーとして数多くの本格舞台公演の制作に携わる。
■1996年:大阪府知事より文化功労・大阪府知事表彰
■2003年:公益社団法人・日本バレエ協会より舞踊文化功労賞受賞
■2011年:堺市長より堺市文化功績者表彰
・公益社団法人・日本バレエ協会関西支部支部長
・堺バレエ協会会長
・一般財団法人 本田道子バレエ団団長兼芸術監督
バレエ団URL
 www.honda-ballet-company.com
付属スクールURL
 www.honda-b.com

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